月別アーカイブ 2013年2月20日

頭と身体で憑依の感覚を知ると

対面鑑定中にご依頼者に悪い霊が憑依している場合があります。
霊関係のご依頼者はだいたい霊感がある人が来られますが、中には非常に活発な霊を憑依させて来られるケースもあります。

当然ご本人に霊感が相当あって、対面鑑定に来られるということは相当霊障でしんどいはずです。
小さな頃から大人になるまでずっと・・・という人もいます。
それで、占い師や神社、ご祈祷、ブレスレット、護符など結構なことを試してこられているわけですが、効かないからいろいろ探して、私とのご縁があって、鑑定を予約してお越しくださるわけです。
鑑定中に正面でお話していて、たまに私のところへその悪い存在(霊)が来る場合があります。ご依頼者から離れて。憑依というやつです。私に憑依しようとしたら私にも独特のしびれでもご丁寧に知らせてくれます。でも私は悪い憑依を受けることは基本ありませんので、そこでそれをどかす。でも又ご依頼者の元へそれが戻ると、ご依頼者が又しんどくなる。

そうなるとご依頼者は又しんどくなってつらいのですが、”その感覚の違い”はできるだけご依頼者にわかってもらうようにしています。

憑依されたしんどさ → 憑依されていない楽さ → 憑依されたしんどさ。

ご依頼者が憑依されて来られる場合は、その場で私がそれを取ったり、取っていけない場合は原因を追求、特定して方法をお伝えして本人に除去してもらう時もあります。(できるならその場で。)

出来るケースではご本人に憑依されている感覚と憑依されていない感覚をその場で鑑定中に感じてもらい、できるだけ頭だけでなく、身体でもわかってもらうようにしています。

この身体でわかってもらうというのは重要で、その後の鑑定における信頼関係の礎にもなります。
頭と身体でわかっていれば。

守護霊は良い霊だけとは限らない?

初めてお目にかかる時、もうすぐにわかります。良い守護霊なのか、その人が良い守護霊に守られているのか、悪い守護霊に憑依されているのか。

ここで”良い守護霊””悪い守護霊”って? と思われる方もいることでしょう。

つまり良い守護霊がいつもその人にとって都合の良い働きかけをしているとは限らない?ということ。

それはその人にとって、頭痛だとか、胸が刺されるような痛さだとか、気分が悪くなるとかといった症状であらわれている場合、このような異変を疑ってみると良いでしょう。

でもそれってきちんと意味があることなのです。これを盲目的に、やれ除霊だとか、やれ御札だとかで寺社仏閣でお祓いやお守りで無鉄砲に対処しようとしても、これこそ闇雲、五里霧中というものです。病院へ行ってどこどこを診てもらって、レントゲンをとって、大概は意味がなく終わってしまいます。

生死の関わる鑑定

人の生死に関わる調査は、何より繊細な調査とお答えが必要な分野です。

人の生死やその人が持っているカルマ、転生の理由などを調べることは、DNAを覗き見ることと同義になり、それを本人や親族が知りたいと言われても、伝えることは一個人として越権行為になる場合も時にはあるからです。

ただ、それをご理解頂いた上でも不治の病や不慮の事故でなくなられた人のご家族に真に鑑定を依頼される場合もある事があり、その場合はできる範囲丁寧にお答えするようにしています。

言えることは言う、お伝えできないことはお伝えできないことの判断基準を、しっかりと持った上で。
GC041_L結構なご質問にもお答えできますが、ある特定範囲のことで言ってはいけない部分があります。宇宙の法則の一端に触れることで言えないことがあります。(決して単純な当てものという意味でお受けできるものではありませんし、まっとうな理由や経緯を伺ってのご判断とはさせていただくことはご了承の上なのですが。)

鑑定では亡くなられた人の魂からもし何かのメッセージがあった場合、どのようなお気持ちでお亡くなりになられたのかなどをお調べしてお伝え致します。

ご自宅での鑑定の場合は、その魂が今どの場所に浮遊しているのか、どんな思念がまだあるのか、遺品に残っている残留思念などはないのかをお伝えして、少しでも御依頼者のお気持ちに安堵や安らぎがもたらされればと持っています。

死者の魂と私の鑑定

基本的に亡くなった人の魂は肉体から抜けます。

そして又宇宙の法則の中に戻っていきます。次の生まれ変わる肉体を求めて何十年も何百年も次に成長できる器を探していくわけです。

けれどそのサイクルにうまく乗れずに、この世とあの世の間をさまよう魂もままいます。文字通り自分自身が死んだとわかっていない状態です。

そのような魂は数え上げれば(数えあげたこともないですが)相当あるのでしょう。
人類50億人と言われている現在進行形の人口に対して、一秒間に2人弱亡くなっているのですから。

普段はそんな迷える魂の存在を気にして生きている人など滅多にいないでしょう。自分自身に課せられた成長の為の壁を登るべく自分自身のことで皆手一杯なのですから。

ただ、普段気にすることのないそのような迷える魂の一つが、ご自身の肉親や親族だとするとそのいたたまれない気持ちも半端なことではありません。
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そんな時に私はその魂がどこでどうなっているか、きちんと宇宙の法則にのっとって、次の成長へと進んでいかれたか、ご遺品にどのような感情や想いがこもっているか、遺族に対してどのような想いをもっていかれたのかをお調べしていきます。