日別アーカイブ 2013年5月19日

霊の取り扱いには常にリスクがつきまといます

霊調査をする場合に注意しなければならないこと。それは「深淵を覗く者は逆に深淵に覗かれている」ということ。ニーチェが言ってたらしい言葉は的を得ています。
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色々な霊の存在や種類、属性を知れば知るほど霊障を受けるリスクは調査する人にも高まります。霊をコントロールしたり、霊を場合によっては除去するということは、その術者本人にもリスクは必ずあるということです。

世の中には霊視・霊聴・霊感・霊臭など、色々な発達した分野を通して霊の存在を感じる人がいると思います。しかしそれと霊鑑定が正しく最後までできるかどうかは別問題です。

それは垂直跳びが高く飛べる、走り幅跳びが長く跳べる、重いバーベルがあげられるといった一つの特徴にすぎません。

それだけでは意味をなさない。
霊鑑定をする人には、霊に対する耐性も求められるし、もしその鑑定する人が全く影響を受けない人だったとしても?それはその鑑定する人の家族に影響は伝わります。まるで電線のようにつながったご縁となった人の上から下に伝わります。

家系的にどこどこから悪いものが代々影響を及ぼしている・・・と聞いたことくらいはありませんか?

歌手や芸能人などで社会的に名声を浴びて一見きらびやかに見えてもその真隣りにいる家族には残酷な不幸が重なってしまうケースなど。。

霊の取り扱いに一面だけを見ていてはいけません。多元的に・多次元的に把握しないとどこからか副作用が起こる可能性を秘めています。

特に霊障を受けてきた人が、なんとか押さえ込むことができた時に、他人の霊調査を始めるというのは要注意といえます。

”邪”を払う方法は数多くあれど・・・

鬼門封じ、裏鬼門封じ、塩を家の四隅に盛る、ちまきを祀るなど色々な良くないものを家や土地に寄せないようにしたり、封じたりする方法があります。

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これは昔から累々と伝えられているものですので、自分自身はされていなくとも、身近に実行されている人もいるのではないでしょうか。
 
確かに、
・鬼門封じ・裏鬼門封じなどは、そこに”邪”を存在させるがそこからは出さずに封じこめるという意味で有効ではあります。
・塩を家の四隅に配置して結界を張るということも結界という意味で有効ではあります。
・ちまきを玄関に祀るのは確かに邪を寄せないという意味で有効ではあります。
 
ですが、ここで言う”邪”の種類は様々です。言ってみればざっくりと分けてみても何十種類も霊体の種類はあるし、強さも原因も様々。
手当たり次第に対処しても自分が悪影響を受けている原因霊に直接対処できていなければ無意味です。
 
霊に悩まされる人は、情報が氾濫する世の中で正しい情報を見つけ出すことはなかなか難しい。

私のフリハ調査と霊視鑑定ではその原因の追求と対策を導くことを第一としています。又、常にこの霊分野の研究を続けています。
 
由緒ある社寺・仏閣のお払いが効くことが保証されているわけではありません。
そこでされるのはある一種類の除霊の方法で、その対象霊を特定してするわけではありません。いわばその社寺・仏閣が得意とする方法になります。
 
ある社寺・仏閣の波長・そこが生み出す波動と相性がとても良く、そこにご縁を持つべき人がいることはあります。そんな場所を依頼者に見つけた場合はお勧めしますし、その理由もお伝えしています。
 
ですが、”良くない霊の影響を除去する”事を目的とする場合、フリハ調査でピンポイントで導き出さなければ、むやみに色んな方法を取り入れて数打ちゃ当たる・・・作戦では時間とお金がどれだけあっても足りないことになります。

御符・木札は適材適所!

私はご依頼により、完全オリジナルの御符や木札を作成することがあります。

これは、それらの直接の目的や対象とする物・霊に対する有効な作用を及ぼすからです。

しかし、目的と違ったものに対しては効果はありません。
例えば一般的に伝承されている霊符「魔除符」が魔的なものに対して有効ではあります。(←ただ万人に合うものゆえ、副作用もなく効果は最大公約数的に薄まっているのは推して知るべし。
そしてこの魔除符は善霊に対しては作用しません。又、鬼や生霊に対しても作用しません。
そもそも霊には、様々な種類がありその強弱も由来も千差万別。
ですので原因霊をピンポイントで見つけ出し、それに最も有効な御符等を選択する必要があります。

では御符・木札を一通り全て揃えていればいいのでは?と思う人もいるでしょう。

しかし、本来必要ではない不要なものをたくさん揃えていけば、(私が作成するのは本物の強大な波動を持つ御符・木札で、波動レベルも管理・確認しています。)、それを使用する空間やエリアの波動レベルを著しく上げてしまいます。

FF018_L極端に上がりすぎた波動の強さに耐えられる人はそうそういないという事や、極端に上がりすぎた波動の強さに慣れるまでに何ヶ月もかかる人もいえるなどの問題が発生することがあります。

つまりは適材適所。必要なもののみを選び出して最適化して所持したり、祀ったりすることが大事です。

このあたりは薬の処方と同じですね。
細菌感染を防ごうとしても抗生物質を毎日飲んでいて良いわけではないし。健康維持としてサプリメントを大量に摂取しつづければ良いわけではありません。