月別アーカイブ 2015年5月12日

除霊のルールと条件

私が霊を除去するというのは、それを”除”しているということ。

これは単に、霊を見たり、聞いたりするのではなく、それへ理想的な影響力を行使しているわけだから、私が本来おってもおかしくない負荷はその除の重さの何倍もある。

だけどそれをやることを生業にして、それをやって良い場合にすることをしている自分というのは、私にも鉄筋並みの筋が通った考えや信念みたいなものが要るし、関連する数多の定めも一切ぶれずに守っている。

びっしりと憑いたものであればあるほど、それとの縁は当人や一族・地縁などがつくったものであったりするのだから(他にもあるけれど)、私が単にそれを除しても本来は道理が通らない。

ご依頼があっても全て受けているわけではなく、当人をして課題改善の見込みが全くないなぁ・・・と私が判断すればご依頼を受けないことももちろんある。

だからそこには条件があって、(時に、そうなるに至った理由を知ってもらうもらわないは言って良い時とダメな時があるが)

その課題解決に向けて前進・加速していける人ならば、私も除を請け負ってとことん鑑定するし、(勘違いではない)当人の課題を進めていかない人は、いわずもがな。

時には争いになることもあるし、厄介なケースはだいたいこのパターン

説得だけで物事全てうまくいく?

除霊を始めとした霊的な対処をしている時、たちの悪い霊体なら霊の世界で戦争することにもありえます。
そのチャンネルと合わせて対処する。当然リスクは大です。

 なぜこんな危険な目に私が合わなきゃいけないの・・・と何度も思ったこともありますが、結果的に今世の仕事になっているからそこはご依頼の内容や程度に準じてやります。

 ”普通に”現世で生きていたら、まともに認識してぶつかることがない世界です。
ご依頼を受けた時”基本的には”私以外にそのことに対処する人はいないわけだし、方法や、先読み、経験などの総合力で劣っていたらやられてしまう。

本当に◯◯のひとつ覚えの技術や知識だけでは絶対通用しないし、霊的深度が増すとさらにどんどんそうなってきます。

 基本的に、深く入れば入るほど反動は益々強くなるしそれで一旦、進むのを止めることもある。

 狂気の試練も何度もあったけど、自分が頼れる他の霊能者などいないのだから、慎重に時には程度を加減して最適化しないとダメな時もある。

ご依頼者など周りがその状況についていけない時など。

そのご依頼者の状態によってはまだ手をだしちゃいけない相手の霊体ってこともあるわけだから。

霊体の動きを見ていると・・・

その時、どんな顔をしているの?

霊の動かし方を見たり追っていると、鑑定時だけではなくって、その人の生き方自体がわかってしまう。

霊感だけでなく、霊を動かす(結果的に霊体を無意識にでも操作できちゃっている状態)ことをなまじ人並み以上にしている人を見る時は、それはなおさらわかりやすい。

そっちにいっちゃあいけないなあ。あー、それはずるいやり方だね。ふーむ、家族愛というべきか子供にはやっぱり気をかけているのだな。
なんて、フリハ調査するまでもなく、とてもわかりやすく見せてくれる。

目的があって行動してるのだろうから、その目的がはっきりしているほど行動に特徴は出るわけだから。

いくら口でどうと言おうが、その霊体の行動がそれを嘘だと教えてくれる時がある。

霊的対処の手加減のお話

無意味な強さは不要で、弱いのは論外で、最適な対処っていうのでないといけない。

 良くない霊的存在を駆除する時の除霊でも、見当外れに強くやれば良いってものでもない。

当てずっぽうな処置はしない方がマシで、ちょうど良い加減というのが大切。

それが事前にわかっていないと。


凶悪な霊体(犯人)に爆弾を落としても、シェルターに入られたら意味がない。逆に街の復興が遅くなる。

そのシェルターの場所も見つけ出さないといけない。

これは霊障対策で駆除せざるを得ない霊体が相手の場合には、常に考えてる。


・コンビニで割り込みした人がいたら、注意する。それはそうなのだろうけどその人を殴ったり、蹴っ飛ばしたりするのは行き過ぎてるでしょう?程度や加減がある。


・テストでカンニングした人がいたら、0点にしたり停学になったりするのはそうだろうけど、強制退学にして牢屋に入れるなんてのは行き過ぎているでしょう?


 程度と加減の範囲ってのは重要。何でもその都度思いっきりやっていたら、親の仇!とか一族の恨み!とかみたいに終わりがなくなって収拾がつかなくなる。


・身の程をわきまえずに悪く調子に乗っている人や、勘違いしている人など。そんな人がいてもだいたいその3倍くらいで落としてやるのが結局は適当な場合が多いと。
それでその人が成長して戻ってこればそれで良いし、戻れなければその時点ではそれまでの人。

それを1倍で落としても効果は無いし、10倍で落としてもやりすぎ。
最適な範囲内でやるっていうのはとても大切なこと。



 自分一人だけなら何でも簡単なのだけれど。あの世、この世、霊縁、血縁、全て相手があるしつながっている。
霊障っていうのは作用の方向性があるし、一瞬で何か消してしまってもその霊障がそうやってその人にで出てくる理由があるわけだから。

こっち(依頼者サイド)ではなくあっち(霊体)に道理があったり筋が通っている場合は、それとどう折り合いをつけて、ご依頼者の成長と結び付けるか・・・これが又大事。

 言って良い時とダメな時もあるし。止められる場合はやっぱり言わない。常に何事に対してもアンテナを全開にして鑑定しています。