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守護霊鑑定前の基本知識

 守護霊は”基本的には”すべての人についています。

 ただ、一生の中で何度か入れ代わったりすることはありますし、時々守護霊がついていない状態の人もいます。(この場合は、守護霊が望んで離れた場合と、望まずとも離れざるを得なかった場合があります。)
守護霊は主に先祖など、血縁関係のある人がなっている場合が多いようです。ただ必ずしもそうという訳でなく、人や人以外の神仏などがついている人も散見します。人が昇格してそれらととって変わることもあります。まず全くの他人が守護霊になることはなく、何らかの縁があるものがなっているのが守護霊と言えます。

 守護霊は基本的に自分自身、分身ともいえます。

 守護霊のタイプは個人の生前からの性格に由来することがとても多いです。
おせっかいで、何でも先回りして助けるタイプの霊、経験重視で痛い経験でもさせてからでないと導かないタイプの霊など、さまざまです。
ですから、おせっかいな守護霊がつくと大きなトラブルは未然に防がれ、何をしても結局は上手く世渡りしていくというように、いろいろな面で過保護な位にガードされます。経験第一主義の守護霊だと、傷ついて初めて失敗を覚えさせるような感じで、出会いや交際も多いが、その度に傷つき別れたり、人間関係や仕事などでも悩みが多くなりがちです。前者は恋愛の経験も比較的少なく、無難な友人に囲まれ、人生の波もあまりなく平凡です。後者は壁にぶちあたったら自分で乗り越え、学習し、人間的に成長できるチャンスが大きいとも言えます。

 どんな守護霊でも”基本的には”100%その人の味方です。

 どのような属性の守護霊がついていようとも100%味方である事には変わりはありません。えっ、こんなのが守護霊なの?と思っても安心。ただ、本人が他人を常に傷つけるような言動を心からしていたり、(そのような波長を持っていたり)、極めてマイナス思考の塊で全く前を向いて進もうとしない人などからは、守護霊は離れていく傾向があります。この場合、守護霊が本人とどの程度向き合っているかの度合いが重要です。
上記のような人は守護霊からのサポートをだんだんと100%受けられなくなっていきます。そしてゆくゆくは離れます。真冬の外へ、裸で放り出されたのと同じになります。

 厳冬の郊外に例えると、守護霊は温かい毛皮のコートです。 

 外の気温を変える事はできませんが、本人の体温を保持します。本人が望むなら何時間でも寒い屋外を歩く事もできますし、デートにも行けます。ドライブにもいけます。仕事にも、レッスンにも通えます。
コートがなければ寒くて歩くことすらすぐに不可能となるでしょう。
このように、本人のやる気をサポートこそすれ、何もしなければ、何も起こりません。
ごくまれに守護霊がいない状態でも、一見社会的に優雅に過ごしているように見える人がいます。ただし、その人には必ず何らかのトラウマや生まれた目的に反した生き方をしている部分があり、他方面の努力や前世からの徳の貯蓄の差し引き合計で一時的に均衡点よりも浮上している状態に過ぎません。又、その推進力をいずれかから不正に手に入れている場合もあります。

 守護霊が強いからといって、この世で成功しているとは限りません。 

 守護霊に祈ったからと言って宝くじを当ててくれたり、就職の斡旋はしてくれません。あくまでこの世で成功している人は時代にマッチしているかという要素も重要だからです。
”原則として” 一般には守護霊を強化する事や、入れ替えたり、抜いたりすることはできません。また守護霊を選ぶこともできませんし、守護霊の格(守護霊になれる一定の基準)を持たない霊は守護霊にはなれません。私の鑑定では、守護霊の声を直接聞いている人には、今の所会っていません。

 守護霊がいないと、真夜中にライトもなく一人で歩いているような状態になります。

 仕事も人間関係も、何をしてもうまくいかず八方ふさがりで、気持ちも不安定になりがちになります。この状態で上手く回っている人をほとんどみたことはありません。人によっては過去数日~数か月、数年いないケースもあります。この場合は必ず原因がありますので、その原因に早く気付き、守護霊についてもらう事が第一となります。

 守護霊は時に入れ替わることがあります。

 また守護霊は、その霊の生前の得意分野だった能力を伸ばしてくれたりする指導者的立場を取る場合もありますし、指導役と守護役の複数の守護霊がつくことはよくあり、本人の性格や嗜好、行動力に影響を及ぼします。守護霊の性格と本人の性格は基本的にリンクします。

守護霊鑑定

守護霊は、常にあなたの庇護者とは限らない

守護霊とその人の関係は多様だけれど

守護霊って、皆様漠然と捉えていらっしゃる方が多いのではないかなと思います。

その人を守る守護霊。道しるべとしての守護霊。実際にはそれはついたり離れたりを、まま頻繁に繰り返しているようなことになっている人もいます。

どんな守護霊がついてくれているのかな・・・と思うこともあるでしょう。

守護霊がまともであれば、普通それはその人の人的な成長を求めるものです。快楽や欲望・怠惰の方向へその人を進めて行くだけの存在ならばそれは守護霊失格。そんな守護霊はきっと悪しき波動を持つ守護霊もどきだったりするはずです。波長が似たようなものでないとその人とは長期に渡って同調できないわけですから、やはり私が守護霊を視ているとその人の性質も総じてどこかで似ている箇所があるということがわかります。

でも守護霊がついていない場合はどうなるか?その人にはなかなか悲劇的なことが基本的には続きます。本来あるべき守護霊にその人が見放されてたら?見放されるくらいの段階までいってしまったら?その人はとりあえず急いで誰かをその守護霊の位置に持って来ようとするかもしれません。濁ったセンサーで。するとしめしめと邪な存在が守護霊の位置に居座ったりする場合などは・・・その先「ど・つ・ぼ」にハマっていくこと必至です。

悪縁を持ち続けながら、状態を良くするためには?

今世でのスタート位置や生まれ・育ちに関係なく、守護霊は本来は大いに味方。だけどもその性格・性質はまちまちなので、あなたにいつも庇護者的な守護霊がついているとも限りません。

現実世界も霊的世界も大きな意味では弱肉強食的な世界でもあるし、一方では因果応報的な世界でもあることは共通しています。両世界とも両要素はブレンドされているのです。だから連動する。

現世での人間関係っていうのは、ダイレクトに霊的な要素が関係しています。結構ストレートに。あなたの行動や思考は、守護霊にも現実世界にもダイレクトに連動しています。

だからこそ、もし現実世界で悪縁を持ち続けながら状態を良くしていこうとしても本来は道理が通らないというもの。それを押し通ろうとすれば例えばそれを中和したりできるだけの巨大なエネルギーがいるということになります。連動するのだから。

守護霊によって引き裂かれる人間関係

守護霊によって引き裂かれる人間関係というケースがあります

普通に強い守護霊と、悪すぎる霊体がぶつかるとどうなるか。

代表的なパターンでいうと、例えばバンドや仲良しグループなどに属していてもなんだかんだもめて分裂してしまうという。

仮にA君一人がやばい霊体に蝕まれていて、一緒にいると周囲のB君C君D君に悪影響を来す時。

この時B君の強い守護霊などは、どんな手を使ってでもそのグループからB君を守ろうとする。
ただ、A君に憑依している霊体は厄介すぎて手に負えないという場合。

Q:じゃあどうするか
A:引き剝がしにかかる

A君の霊体が厄介だったなら、手っ取り早いのはB君をそのグループから脱退させること。距離をとるのは基本だから。
一見日常のささいなことだったり、普段から気になっていたことから喧嘩が起こって・・・なんて言い方はいくらでもできるし、周囲はそう見るんだろうけどそうではない。

強い守護霊が霊的な生き残りをかけて、属するグループからB君を引き剝がしにかかった。
これが実態。
A君を追い出すのではなく(それは霊的に勝ち目がないから)、自分が守護しているB君をグループから強引に引き剥がしたということ。

信じられない?
ありますよ。こういうのたまに。

だから、人間関係で心を閉ざしている人や、なんだかうまくいかない人の中にはこのようなことになっている場合もあるのに「コミュニケーションが下手だからあなたは・・・」とか「ある出来事がきっかけで・・・」なんて勘違いして何十年も過ごす人も世にはいます。

つまり自己防御が働いてこのようになっている人も鑑定経験上そこそこいらっしゃるということですね。

問題は、自己防御はそれはそれで良いのだけれど、あまりに周囲に厄介な人(霊体)が多くいる場合やあまりに自分自身が弱すぎる場合。

これがずっと続く場合は、自力では到底脱出不可能な場合もあります。その原因を調べてその負のループがどこらへんから起因してきているのかを鑑定した方が良い場合があります。

ケースバイケースですが年単位で長引いている人は、何らかの正しいアクションを起こした方が良いでしょう。何年も続くようなら何かを変えていかないとね。

守護霊への感謝の方向性

私が守護霊を調べてお伝えしていいと思っているのは、それをお伝えしてもそれはその人がしなければいけない感謝の方向を教えてあげるわけだし、その人の為にもなるし、がんばってくれている守護霊も喜ぶ。これはいいことじゃないか。ってのがそもそもです。

以前、こんなケースがありました。友人の守護霊がその人のおじいさんだったんですが、感謝の方向が父方のおじいさんと母方のおじいさんとひっくりかえっていたんです。ずーっと長いこと。

つまりよく御参りに行ったり、仏壇の前でチーンてするのは父方のおじいちゃんなんですが、実際は母方のおじいちゃんが守護霊になってる。

「おいおい、そりゃぁあんた、仕事もなんもうまくいくわけないわな。」

「守護霊のおじいちゃんの立場になって考えてみな?」

「わしが守護して護ってあげてるのに、わしじゃなくなんで違うおじいちゃんばかり感謝するんじゃ?って思わないか?普通。」

って思いました。私は。まあオブラートに包んでゆってあげましたが・・・

それを実行していれば彼の人生は激変してくるでしょう。(←後日激変しました)