カテゴリーアーカイブ 除霊の方法と条件

単純な憑依をどけるくらいでは霊能者は不要です

例えば”除霊”という言葉で皆さんはどうイメージをされるでしょうか。

除霊とは人に憑いた”霊”の”憑依”だけを単純に取り除くこと。憑依というものを退ける行為です。まあ単純にその事だけを厳密にはいいます。

たまたまその人のチャクラや守護霊の状態がどん底に悪くて憑いた霊などの場合は、除霊だけで今後その人に霊の悪影響が起こらなくなることもあります。でもそんなレベルの浅い憑依であれば放っておけば、まあ時間薬で治っていくと思います。誰だって大なり小なりそのような事はあるし経験しているはずですし。わざわざ霊能者に除霊してもらう必要はないでしょう。

そうではなく、その人の歪んだ考え方や強い攻撃性などによりその反動で恨みや反感、カルマなどを蓄積して疲弊している場合などは、単純に除霊して一時的に良くなっても又その人の性質により憑依を繰り返し蓄積していくことになります。問題はこっちの方。

がんになった人が手術で腫瘍を摘出しても、たばこばかり吸っていたら又がんになるでしょう?このような構図は誰でもわかります。

そういうことが人と憑依の関係でもあるということです。

除霊やご依頼について

何らかのご依頼を前にした場合、ご説明はいたしますが最終的なご判断はご依頼者に委ねることを一貫しています。

当所は除霊や原因追求、対処手段の調査やご案内を提供していますが、依頼をするしないというのは当然ご相談者の判断に委ねているということです。

もちろんそのご依頼が確定すれば正しく遂行します。

又、それがその時に本当に良いことであったとしても、それを無理強いするのもナンセンスだと思っています。ご縁がある、ないという点も重要だからです。

その人が考える過程も、悩むポイントも、選択するしないなども、霊障になっている時点で全て何かには見られているのだから。

←これとても大事なポイントです。

実際には霊障の原因は様々です。

縁に起因するもの、家系に起因するもの、本人に起因するものなど原因は多種多様で深さも人それぞれ。

・憑依している霊=100%悪い霊とは限りません。

・そもそも生き方から来た因果応報の場合もあります。

・守護霊がげきおこ(激怒り)していて、ご依頼者と会った時はちょっとこの守護霊の言い分を目の前にしては言えないな・・・って時もあります。

それを除去することだけの術が、全ての人に役立つかといえばそういう訳でもありません。

なのでそれら「霊障と除霊の仕組み」を全てわかった上でですが、鑑定無しでの簡易的な除霊行為の提供はあまりしていません。

ベストなのは、原因を追究して(時に深い霊障の場合は出来るだけ進める所まで進んで)正しい順序で正しい除霊の手立てをしてこそ依頼者に役立つものだと思っています。

除霊の方法と相性

世の中に除霊の方法、手段は複数存在します。

古来よりの言い伝えや加持祈祷、道具や符を使ったりする場合など様々。

ただ、憑依の種類や状況により、最適な除霊方法はそれぞれ違います。全ての除霊に有効で万能の方法などはありません。

どういうパターンの憑依をターゲットにするかで最適な除霊方法は決まるし、そうしないと効果はおぼつかないのです。

例えば有名な真言系の般若心経や九字・十字の法も、無効だったり、それをしては”絶対にいけないケース”もあります。

盲点となりやすいケースは、自分のルーツと違う行為を信心して続けている場合。これは知らずと自分の守護を弱め、災いをもたらします。

よく、新興宗教などであちこちの宗教の良いところをつぎはぎして寄せ集めて経典としている場合、一見そこには良いことばかり載せてあるようにみえるけれど、真に一貫性がありません。

文言として唱え続けていると自分を守護する霊体がおかしくなることがあります。

基本的に霊感が強い人は、宿命的に生き方全てに生き様が反映してしまうのは受け入れざるを得ません。

霊感が強い人は、生き方に嘘はつけないということです。

正しく生きないと、悪いものが寄ってくるリスクやその影響は霊感がない人と比べると半端ではありません。

もちろん人の世なので、そっちに染まってしまった人もいます。

でも霊感がなくとも正しく生きている人はそんな人とは波長が合わないので、交わることはほとんどないのでご安心を。

異臭・腐臭・死臭が頻発する場合は霊障の場合があるということ

これは過去のご依頼の中でも時々あるケースです。

本人はまさか?そんなことが?って思われています。

でも、極端なケースではご本人が自覚してお越しの場合もあったり。つい最近もありました。

このレベルで発症しているとその人の周囲に何かが腐った臭いや、なんとも言えない生ゴミの匂い、卵が腐ったような匂い、箱根強羅の硫黄泉のようなが混じったようなものが付きまといます。


そんなバカな?と思われる人もいるかと思いますが、現実に何例かを見てきました。

お風呂に入っても、シャワーを綺麗に浴びた直後でも、お掃除した後だって関係ありません。そんな問題ではありません。

この段階までいかなくとも、ふとした時に何も原因がないところになぜ異臭・腐臭が?なんてことが時々起こる人も予備軍ではあります。

これらが頻発するレベルになってきたら、放っておいても普通に治りません。
経験上、原因追及して正しく処置していかないと心が滅入ります。

いきなりこんな臭いがするなんて、どんなことがどこで起こっているの?一体何が起こっているのかって。