投稿者アーカイブ 貴喜

霊の取り扱いには常にリスクがつきまといます

霊調査をする場合に注意しなければならないこと。それは「深淵を覗く者は逆に深淵に覗かれている」ということ。ニーチェが言ってたらしい言葉は的を得ています。
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色々な霊の存在や種類、属性を知れば知るほど霊障を受けるリスクは調査する人にも高まります。霊をコントロールしたり、霊を場合によっては除去するということは、その術者本人にもリスクは必ずあるということです。

世の中には霊視・霊聴・霊感・霊臭など、色々な発達した分野を通して霊の存在を感じる人がいると思います。しかしそれと霊鑑定が正しく最後までできるかどうかは別問題です。

それは垂直跳びが高く飛べる、走り幅跳びが長く跳べる、重いバーベルがあげられるといった一つの特徴にすぎません。

それだけでは意味をなさない。
霊鑑定をする人には、霊に対する耐性も求められるし、もしその鑑定する人が全く影響を受けない人だったとしても?それはその鑑定する人の家族に影響は伝わります。まるで電線のようにつながったご縁となった人の上から下に伝わります。

家系的にどこどこから悪いものが代々影響を及ぼしている・・・と聞いたことくらいはありませんか?

歌手や芸能人などで社会的に名声を浴びて一見きらびやかに見えてもその真隣りにいる家族には残酷な不幸が重なってしまうケースなど。。

霊の取り扱いに一面だけを見ていてはいけません。多元的に・多次元的に把握しないとどこからか副作用が起こる可能性を秘めています。

特に霊障を受けてきた人が、なんとか押さえ込むことができた時に、他人の霊調査を始めるというのは要注意といえます。

”邪”を払う方法は数多くあれど・・・

鬼門封じ、裏鬼門封じ、塩を家の四隅に盛る、ちまきを祀るなど色々な良くないものを家や土地に寄せないようにしたり、封じたりする方法があります。

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これは昔から累々と伝えられているものですので、自分自身はされていなくとも、身近に実行されている人もいるのではないでしょうか。
 
確かに、
・鬼門封じ・裏鬼門封じなどは、そこに”邪”を存在させるがそこからは出さずに封じこめるという意味で有効ではあります。
・塩を家の四隅に配置して結界を張るということも結界という意味で有効ではあります。
・ちまきを玄関に祀るのは確かに邪を寄せないという意味で有効ではあります。
 
ですが、ここで言う”邪”の種類は様々です。言ってみればざっくりと分けてみても何十種類も霊体の種類はあるし、強さも原因も様々。
手当たり次第に対処しても自分が悪影響を受けている原因霊に直接対処できていなければ無意味です。
 
霊に悩まされる人は、情報が氾濫する世の中で正しい情報を見つけ出すことはなかなか難しい。

私のフリハ調査と霊視鑑定ではその原因の追求と対策を導くことを第一としています。又、常にこの霊分野の研究を続けています。
 
由緒ある社寺・仏閣のお払いが効くことが保証されているわけではありません。
そこでされるのはある一種類の除霊の方法で、その対象霊を特定してするわけではありません。いわばその社寺・仏閣が得意とする方法になります。
 
ある社寺・仏閣の波長・そこが生み出す波動と相性がとても良く、そこにご縁を持つべき人がいることはあります。そんな場所を依頼者に見つけた場合はお勧めしますし、その理由もお伝えしています。
 
ですが、”良くない霊の影響を除去する”事を目的とする場合、フリハ調査でピンポイントで導き出さなければ、むやみに色んな方法を取り入れて数打ちゃ当たる・・・作戦では時間とお金がどれだけあっても足りないことになります。

御符・木札は適材適所!

私はご依頼により、完全オリジナルの御符や木札を作成することがあります。

これは、それらの直接の目的や対象とする物・霊に対する有効な作用を及ぼすからです。

しかし、目的と違ったものに対しては効果はありません。
例えば一般的に伝承されている霊符「魔除符」が魔的なものに対して有効ではあります。(←ただ万人に合うものゆえ、副作用もなく効果は最大公約数的に薄まっているのは推して知るべし。
そしてこの魔除符は善霊に対しては作用しません。又、鬼や生霊に対しても作用しません。
そもそも霊には、様々な種類がありその強弱も由来も千差万別。
ですので原因霊をピンポイントで見つけ出し、それに最も有効な御符等を選択する必要があります。

では御符・木札を一通り全て揃えていればいいのでは?と思う人もいるでしょう。

しかし、本来必要ではない不要なものをたくさん揃えていけば、(私が作成するのは本物の強大な波動を持つ御符・木札で、波動レベルも管理・確認しています。)、それを使用する空間やエリアの波動レベルを著しく上げてしまいます。

FF018_L極端に上がりすぎた波動の強さに耐えられる人はそうそういないという事や、極端に上がりすぎた波動の強さに慣れるまでに何ヶ月もかかる人もいえるなどの問題が発生することがあります。

つまりは適材適所。必要なもののみを選び出して最適化して所持したり、祀ったりすることが大事です。

このあたりは薬の処方と同じですね。
細菌感染を防ごうとしても抗生物質を毎日飲んでいて良いわけではないし。健康維持としてサプリメントを大量に摂取しつづければ良いわけではありません。

パワースポットで御守りを買う意味

では又パワースポットの話の続きです。
自分との相性がバッチリ合うパワースポットに行くとしましょう。
どれくらいそこに居れば良いのか、どのらへんの場所に行けば良いのか、これは皆さんわかりにくいところだと思います。
私も実際行ってみた所なら細かいところまでわかりますが、(そこの角を曲がったところからあの一帯にかけて・・・など)行ったことのない場所はちょっと調査に時間がかかります。

ではどれくらいの時間そこに居れば良いのか。これはその人の性質によります。感受性が高いか低いかだけでなく、その人への浸透性が高いか低いか。

鉄に磁石をくっつけ続けると、鉄も磁性を帯びて磁石になってくる。これは強い磁石であればあるほど、鉄は早く磁性を帯びて、磁石に変化してくる。そういうのが人と相性の良いパワースポットの関係にも当てはまります。
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例えば、傷心した人がその人のその時の性質と相性の良いお寺へ行ったとしましょう。
でも、日常はずっと家にいたり、職場にいたりして、結局傷心したことを癒したい為に、パワースポットに行くわけです。でもその寺社での滞在時間は、長く居るとして2~3時間が良いところでしょう。その間たくさんのパワースポットのエネルギーを浴びたところで、すぐに現実に戻るわけです。束の間のリフレッシュとはいうものの、家に戻れば又以前の状態に逆戻りする可能性があります。

だから、その逆戻りを防ぐために、その相性の良いところの御守りを買って帰って、その相性の良い寺社と同じ波調の、でもちっぽけなわずかなエネルギーだとしても家でもその相性の良い波調を受け続けていたい・・・とそういう理屈ですね。

では次は、その御守りについて、どの程度期待して良いのかのお話です。

パワースポットからエネルギーは得られるか

京都市にある、上賀茂神社などの序列上位の神社や、各大本山寺院(会社で例えれば本社)ならどこでも良いのか?

でしたね、話の続きは。
もちろん、そんなことはありません。
各神社仏閣ごとにもカラーがありますので、それと自分の波調が合うところに行かなくては意味がありません。
単なる見識を広めるためならデタラメに行ってもOKですが、パワースポットを探して訪れるということは現状を変えたり、変えなければならないから、その為のエネルギーを得られれば・・・という目的で行くわけでしょう?皆大なり小なり。
 
だったら、あらかじめ自分自身との相性やそこからどの程度の波動が出ているのかも知った上で行くことが一番効率的で、話が早いということになります。
 
話は又一歩進んで、では相性の良いところへ行ったら劇的に今の症状が変わるのか?例えば、傷心の人や、夢敗れた人や、野心家の人がそれぞれの思いを胸にそういったところに行くわけですね。
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その人が、凹の波調を持った人なら、凸の波動を持った寺社へいかないと意味はありません。凹の波調の人に△の波調が来てもうまく噛み合わない。凹の波調の人は、凸の波調を本質的に求めているわけで、噛んで初めてその噛んだ方もエネルギーとして取り込める。凹だけだったのが、凸もかっちりとくっつくと、凹と凸の両方の面積になるでしょう。その新しくくっついた凸の面積分エネルギーも増えるし、安定感も増す。
そういった原理です。