例えば憑依している霊を除去(除霊)して良い場合もありますが、守護霊が与える試練である場合は単純に除霊しても意味はありません。
しかし残念ながらこれらは霊力の低い霊能者にはわかりません。その結果、原因がわからず解決は遠のき全く改善されない事もあるでしょう。
本来、本質的に守護霊はその当人にとって100%味方です。正しく生きていれば見捨てられることはありません。自分に甘くいい加減に対処し続けていたり、勘違いが講じて他人に激しくきつく当たり続けていたりする事がずっと続くと、恩は2倍返し、仇は3倍返しの法則で己が苦しむ事になります。
霊能者はその人に課せられた課題をいち早く理解し、その課題をより良い方向で克服できるよう導くのが役目です。やみくもに憑いている霊を除霊したらそれではい、おしまいというわけではありません。その後の方向性を把握することはとても大切です。
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