霊的対処の手加減のお話

霊的対処の手加減のお話

無意味な強さは不要で、弱いのは論外で、最適な対処っていうのでないといけない。

 良くない霊的存在を駆除する時の除霊でも、見当外れに強くやれば良いってものでもない。

当てずっぽうな処置はしない方がマシで、ちょうど良い加減というのが大切。

それが事前にわかっていないと。


凶悪な霊体(犯人)に爆弾を落としても、シェルターに入られたら意味がない。逆に街の復興が遅くなる。

そのシェルターの場所も見つけ出さないといけない。

これは霊障対策で駆除せざるを得ない霊体が相手の場合には、常に考えてる。


・コンビニで割り込みした人がいたら、注意する。それはそうなのだろうけどその人を殴ったり、蹴っ飛ばしたりするのは行き過ぎてるでしょう?程度や加減がある。


・テストでカンニングした人がいたら、0点にしたり停学になったりするのはそうだろうけど、強制退学にして牢屋に入れるなんてのは行き過ぎているでしょう?


 程度と加減の範囲ってのは重要。何でもその都度思いっきりやっていたら、親の仇!とか一族の恨み!とかみたいに終わりがなくなって収拾がつかなくなる。


・身の程をわきまえずに悪く調子に乗っている人や、勘違いしている人など。そんな人がいてもだいたいその3倍くらいで落としてやるのが結局は適当な場合が多いと。
それでその人が成長して戻ってこればそれで良いし、戻れなければその時点ではそれまでの人。

それを1倍で落としても効果は無いし、10倍で落としてもやりすぎ。
最適な範囲内でやるっていうのはとても大切なこと。



 自分一人だけなら何でも簡単なのだけれど。あの世、この世、霊縁、血縁、全て相手があるしつながっている。
霊障っていうのは作用の方向性があるし、一瞬で何か消してしまってもその霊障がそうやってその人にで出てくる理由があるわけだから。

こっち(依頼者サイド)ではなくあっち(霊体)に道理があったり筋が通っている場合は、それとどう折り合いをつけて、ご依頼者の成長と結び付けるか・・・これが又大事。

 言って良い時とダメな時もあるし。止められる場合はやっぱり言わない。常に何事に対してもアンテナを全開にして鑑定しています。

著者について

貴喜 administrator

霊視×フリハ調査を通して、ご依頼者それぞれが必要としている特別な”こと”と”もの”を提供しています。