霊調査をする場合に注意しなければならないこと。それは「深淵を覗く者は逆に深淵に覗かれている」ということ。ニーチェが言ってたらしい言葉は的を得ています。
色々な霊の存在や種類、属性を知れば知るほど霊障を受けるリスクは調査する人にも高まります。霊をコントロールしたり、霊を場合によっては除去するということは、その術者本人にもリスクは必ずあるということです。
世の中には霊視・霊聴・霊感・霊臭など、色々な発達した分野を通して霊の存在を感じる人がいると思います。しかしそれと霊鑑定が正しく最後までできるかどうかは別問題です。
それは垂直跳びが高く飛べる、走り幅跳びが長く跳べる、重いバーベルがあげられるといった一つの特徴にすぎません。
それだけでは意味をなさない。
霊鑑定をする人には、霊に対する耐性も求められるし、もしその鑑定する人が全く影響を受けない人だったとしても?それはその鑑定する人の家族に影響は伝わります。まるで電線のようにつながったご縁となった人の上から下に伝わります。
家系的にどこどこから悪いものが代々影響を及ぼしている・・・と聞いたことくらいはありませんか?
歌手や芸能人などで社会的に名声を浴びて一見きらびやかに見えてもその真隣りにいる家族には残酷な不幸が重なってしまうケースなど。。
霊の取り扱いに一面だけを見ていてはいけません。多元的に・多次元的に把握しないとどこからか副作用が起こる可能性を秘めています。
特に霊障を受けてきた人が、なんとか押さえ込むことができた時に、他人の霊調査を始めるというのは要注意といえます。
著者について